ラッフルズホテルシンガポール営業再開
シンガポールを訪れた観光客が一度は足を運ぶ場所、それがラッフルズホテル(Raffles Hotel Singapore)。
ながらく工事で閉鎖されていたグループの旗艦ホテルが、堂々と再登場(再オープン 2019年8月1日)。
車寄せを抱え込むような建物の外観はそのままに、ロビー内は雰囲気が一新!シックな中にも豪華さを感じる造りになっている。
待ちに待った本館オープン、早速最初の週末にグランドロビーThe Grand Lobbyでアフタヌーンティーを体験。
豪華なグランドロビーでのアフタヌーンティー
グランドロビー正面玄関でスタッフに予約の旨を告げて、ロビーに足を踏み入れる。
天井からの自然光を取り込むロビーの中心にシャンデリアが位置し、その左右にテーブルが配置。
ここがアフタヌーンティーを楽しめるグランドロビーである。
オーダーしてしばらく待つと、運ばれてきた三段トレイ。
スイーツ類は色鮮やか、白を基調としたロビー内に彩色のアクセントともなり、目でも楽しめる。
1段目は、スイーツ2種(マンゴークリームムース、オレンジピール入りパイケーキ)
2段目は、スイーツ3種(ピーナツバターケーキ、ピスタチオシュークリーム、ベリーロールケーキ)
3段目は、サンドウィッチ4種。
紅茶もしくはコーヒーをメニューから選ぶ。
プレミアム紅茶は、追加料金がかかるが、スタンダードのものであれば1ポット後は別の種類に交換可能。
特にお勧めなのは、小ぶりなスコーン(プレーンとレーズンの2種類)
外側のぱりっとした食感に反して、中はふわふわで、こだわりの1品とも言えるだろう。
グランドロビーについて
ラッフルズホテルに足を踏み入れた時に感じる独特の高揚感は、このグランドロビーの雰囲気にあると言っても過言ではない。
その構造は変わらないものの、いくつか改装後変わった点がある。
- 壁からの照明だったのが、ロビー中央に大きなシャンデリアが設置。
- 玄関から入ると右手にレセプションカウンターがあった場所が、ライターズバーWriter’s Barとなった。
- 以前ライターズバーがあった場所と反対側のティフィンルームTiffin Roomドア横に、グランドロビーのテーブルが置かれた。ちなみに、ライターズバーとティフィンルームの入口にあった鉄柵は、ラッフルズブティック(ホテルのお土産屋さん)の装飾として利用されている。
- ラッフルズグリルは、その名をLa Dame de Picと変えて、ミシュランシェフ(アン・ソフィー・ピック)によるフレンチレストランとなった。
- アフタヌーンティーの間(休憩を入れて)、ハープ奏者による演奏が行われていた(以前1階に置かれていたピアノは2階へ移動)。
食後はラッフルズホテルを散策
正面玄関には、有名ないでたちのドアマンが控えている。観光客との記念写真でも引っ張りだこ!
お土産購入は、ラッフルズブティックRaffles Boutique!
お土産屋さんのみならず、ラッフルズホテルの歴史を説明するボードも掲げられている。
アフタヌーンティーの予約方法
予約については、公式サイトからの予約が便利。
予約は必要ですか?
観光客にも人気のあるラッフルズホテルですので、予約された方が無難ですね。午後12時から6時までと、幅広い時間帯でアフタヌーンティーが楽しめます。希望する時間からの予約が可能かどうか、確認も必要です。
注意することはありますか?
予約時にクレジットカードの番号を確認されますので、キャンセル要綱には注意が必要です。
また、ドレスコードがありますので、ホテルマナーによる服装をお忘れなく!
なお、日本人にも人気のあったティフィンルームのアフタヌーンティーは、現在(2019年8月)は行われていない(再開されるかもしれませんので、要確認)。
こちらでのアフタヌーンティーは、まさに過去に思いをはせながらも、ゆったりとした気持ちでその空気を味わえる。
3段トレイの英国式アフタヌーンティーは、まさにこの場所にふさわしいものだと。
シンガポール観光の際には、訪れるべき場所としてリストアップされることをお勧め。