シンガポールの映画館の多くは新作封切の映画のみの上映です。
アカデミー賞を取った映画などは、大手映画館のShaw Theatresオーチャードの小さなスクリーンで上映されることはあるものの、基本的にどこも50歩100歩。
芸術性の強い作品などは、一般的的には上映されないケースも多かったのが悲しいところでした。
そういう中に風穴をあけて異色の存在感を示しているのが、The Projector(ザ プロジェクター)。
現在は2箇所で営業中
・Golden Mile Tower・・・・・・昭和の映画館を彷彿させる古い劇場を使用(どことなく漂ってくる場末感)。
・Cineleisure・・・・・・Cathay Cineplexesという映画上映グループが使用していたスペースをGVグループと共同運営。
歴史ある建物Cathay Buildingを大幅リノベーション後、GVだったところの一部の劇場も一時使用していましたが、再度のリノベーション工事に入り撤退。
2025年3月はデビットリンチ特集を組んで上映しています。
今回は孤独のグルメが上映されましたので、Golden Mile Towerのほうへ行ってきました。
プロジェクターの利点
- 映画中、スマホを見ている人がいればスタッフに言えばきちんと対応注意してくれます。
基本的にそういう人たちはあまりいませんでしたが、一般的な人がくるようになり、時々夢中でスマホをいじっている人がいます。
エンドロール中や映画の予告の時には、あきらめましょう。 - 映画館売店でビール販売、それを一般席に持ち込みできるのも、シンガポールではここだけ。
- 映画のポスター販売あり。
シンガポールの映画館経営は曲がり角のようで、大手チェーンも昨今閉鎖する映画館が増えてきています。
そういう中、3箇所で営業していたFilmgarde Cineplexesは、2022年に2箇所を閉鎖後、残ったカランの映画館を2025年3月に閉鎖して廃業。
シンガポールの映画館、若干独立系があるものの独占状態の3グループ
GV(Golden Village)・・・・・・ひと昔前は座席も座りにくく、古臭かったものの、改装を経てひじょうに快適な劇場。Gold Class(豪華席)あり。
Shaw Theatres・・・・・・何と言ってもオーチャードの伊勢丹スコッツの上層階にある劇場はお勧め、大小の箱を揃えている。特に大きなスクリーンで観たい時には、こちらをチェック!IMAXあり。
Cathay Cineplexes・・・・・・20年くらい前は映画と言えば、キャセイという雰囲気があったものの、今はかつての勢いなし。
参考までに、豪華席もIMAXも観ない自分は、こだわりのない映画はGV、大きなスクリーンで楽しみたい映画はShaw(オーチャード)、そこでしか上映していない映画はShaw(オーチャード)・Projectorという振り分け。
ちなみに先に記載しましたように、観客マナーはProjectorがいちばんです。
なお、毎年の日本映画祭は、(ここ数年商業施設では)ShawとProjectorで上映されています。
6001 Beach Road #05-00 GOLDEN MILE TOWER Singapore 199589
8 Grange Road #5th floor Singapore 239695
綺麗な場所で映画を楽しみたい人には、Cineleisure